薪ストーブの使い方
薪の用意
● 火持ちが良く、暖める力の大きい広葉樹
クヌギ・ブナ・ナラ・リンゴ・ハナミズキ・カキ・サクラ・ニレ・モクレン・クルミ・クスノキ・シラカバ・クリ・ポプラ など
● 一気に燃え上がり火持ちは悪いが、焚き付けに良い針葉樹
アカマツ・カラマツ・スギ など
● 薪の代用品
 乾燥した薪が無い場合は、オガライト(オガクズを圧縮して固めた燃料)がとても良い燃料になります。
● 細薪(焚き付け用)・中薪・太薪
 あらかじめ、3種類の太さの薪を用意して下さい。
● 燃やしてはいけないもの
 洋材新建材の廃材(合板、ベニヤ、コンパネ、フローリング、集成材など)は塩分や有毒ガスが発生し、ストーブ本体や煙突の耐久力を弱めたり、事故の原因になります。
 ゴミ、印刷物、ビニール、発泡スチロール、ゴムも有毒ガスが発生します。
 紙類を燃やすと、煙突上部の防鳥ネットが目詰まりを起こす恐れがあります。
 ガソリン、灯油などの燃料は厳禁です。
  乾燥した薪以外のものは燃やさないでください!
乾燥した薪以外のものは
燃やさないでください!
● 薪の “含水率” を確認しましょう
 薪は、割って1〜2年良く乾燥させてから使います。一般的に良い薪とは、含水率15%以下と言われています。含水率計で確認しましょう。
 乾燥の悪い薪や生木は、燃やしても炉内の温度が十分に上がりません。タールが多量に発生し、煙突内部に付着して煙道火災の原因になりますので避けてください。
煙道火炎・・・薪から発生した可燃性スス(クレオソート)がタール状になって煙道内に付着し、突然燃え上がる事です。